
仕事でやりたことがわからないと、悩んでいませんか?
私も若い頃、悩んでいました。自分は何者になるべきなんだろうか、と。
でも今だからわかりますが、もっと大切なことがあります。
本記事では、そのことを一番お伝えしたいです。
一方で、仕事でやりたいことがわからないときにどう考え、どう行動してよいかについても解説します。仕事でやりたことがわからないと悶々としている方、是非、一読ください。有益なヒントが見つかると思いますよ。
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仕事でやりたことがわからないときにどう考え、どう行動するか
仕事でやりたことがわからないときにどう考え、どう行動するかを解説します。
仕事でやりたことがわからないときにどう考えるか
仕事経験がない、または、浅い場合
仕事でやりたいことがわからないのは、あたりまえだと思います。
私も若いことは、何になりたいのかわからなかったです。
特定の職業にあこがれることはあると思います。
例えば、飛行機のパイロット、建築家、医師、研究者など、なんとなく想像できる職業もありますよね。ですが、それが本当にあなたがやりたいことですか?と聞かれて答えにくいと思います。

なぜでしょうか?
具体的な仕事内容がイメージできないからです。特に、仕事経験が浅い場合は、イメージしにくいと思います。イメージできないものに対してやってみたいですか?と聞かれてもわかりませんよね。
つまり、どんなことをやるかが想像つかないということなんです。これはどうしようもないです。
仕事経験が長い場合
自分の仕事に真剣に向き合って来なかった人かもしれません。
仕事経験がある人であれば、他の職業も含めて、ある程度、具体的な仕事内容をイメージできるようになるからです。
また、自分の仕事に真剣に向き合ってきた人は、自分がやりたいことかどうかあまり気にしていないんです。私も若い頃よりは、気にならなくなりました。私の周りにいる仕事ができる人たちも、仕事を選り好みしません。

なぜでしょうか?
何のために働くかという目的意識が変化していくからではないかと考えています。
私は、若い頃、自分がワクワクするような仕事をしたいという気持ちがすごく強かったです。
今もその気持ちはありますが、それよりも、自分の周りの人に、貢献すること、喜んでもらうことが仕事の目的に変わってきたんですね。
ですから、正直、仕事の内容はどうでもよくて、自分が他者に貢献できるかだけなんですね。働く目的が。ただ、自分の適正というのは、間違いなくあるので、自分が役に立てる領域で、力を発揮したいという思いはあります。
仕事でやりたことがわからないときにどう行動すべきか

とはいつつ、自分がやりたいことを仕事にできたら、HAPPYですよね。
そこで、仕事でやりたことがわからないときにどう行動すべきかを解説していきます。
自分が興味がありそうな仕事をたくさん経験してみる
自分が興味がありそうな仕事をたくさん経験してみましょう。
学生であれば、アルバイト、インターン、社会人であれば、社内のさまざまな部署の仕事を経験する、副業をしてみるなど、ですね。
自分が興味がありそうな仕事を経験することで、それが自分がやりたかったことなのかを検証できるからです。ぼんやりとイメージしているのとは全く違います。
実際に経験してみたら、自分がやりたいことなのか、イメージがクリアになります。
ですから、経験したとしても、それが自分がやりたい職業、職種なのかと言われると、100%ではないことを覚えておいてください。
ただし、まったく経験のない状態よりは、はるかにイメージはクリアになると思います。
ウェブ時代をゆく ――いかに働き、いかに学ぶか ウェブ進化論 (ちくま新書)
過去にワクワクした経験から仕事でやりたいことを考えてみる
過去にワクワクした経験から仕事でやりたいことを考えてみるのも一つの手です。
ワクワクした経験というのは、自分がやりたいことそのものだからです。
ただ、ワクワクした経験をぼんやり考えていても、次のアクションにはつながりません。ワクワクした経験の何に、引き付けられたのか、その根本を探しましょう。
私の例を紹介します。
過去に中小企業診断士の資格試験の勉強をしていたのですが、そのときの2次試験の問題を解くのが非常に楽しかったのです。2次試験の問題は、中小企業の困った状況が与件文に対して、どう改善するかを設問に沿って回答していくスタイルです。
会社の昼休み時間に、毎日、2次試験の問題を解いてました。
試験に合格したい気持ちがあったのは事実ですが、どちらかというと、良い意味でハマッタという感覚でした。
この試験は、個別の問題点に対して対策を考えるのではなく、問題を抽象化して、本質的な問題が何かを考える。その本質的な問題に対して、フレームワークを駆使して、対象企業にとって、全体整合が取れた戦略、戦術を考えるという作業なのです。
この一連の作業が私を引き付けたのです。
コンサルティング業務そのものではあるのですが、コンサルティング業務でなかったとしても問題解決の仕事など、どんな仕事でもいくらでもありますよね。それ以来、私は業務で気づいたら、課題管理をやっていることが多くなりました。
仕事で自分ができることをどんどんやってみる
仕事で自分ができることをどんどんやってみましょう。
自分が興味、関心がなかったとしても、自分ができそうだなと思うことをどんどんやってみるのです。この方法の良いところは、自分が興味、関心ないなと思ってたとしても、やってみたらおもしろかったという可能性があることです。
自分の可能性を広げるとい意味で、お勧めの方法です。
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仕事でやりたことがわからないことは深刻な悩みではない理由
理由①昔は職業を選ぶ自由はなかった
日本では、少なくも江戸時代までは、士農工商に身分を分けられて、職業選択の余地はなかったですよね。つまりやりたい仕事に就ける可能性すらなかったということです。

それに比べて、現代はどうでしょうか?
学歴によって、職業、職種が制限されてしまうことはあるでしょうが、本人の努力次第で、職業選択の自由はありますよね。
ですから、仕事でやりたいことがわからないというのは、深刻な悩みではないと思いますよ。
理由②仕事でやりたことができる地域は限られる
現代においても、仕事でやりたいことができる国や地域は限定されます。
例えば、アフリカの貧しい国に生まれた子供たちは、毎日水汲みをすることが仕事にならざるを得なかったりしますよね。

日本はどうでしょうか?
ほとんどの人は、職業を選ぶチャンスはあるのではないでしょうか?自分の努力次第ではありますが。
ですから、仕事でやりたいことがわからないというのは、深刻な悩みではないと思いますよ。
理由③仕事でやりたことが見つからなくても生活はできる
仕事でやりたことが見つからなくても、働けば生活はできますよね。少なくとも日本においては。
ですから、深刻な悩みではないと思いますよ。
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仕事でやりたことよりも大切なこと
自分が成長できる環境にいるか
自分が成長できる環境にいるか、これが大切です。
自分が成長できる環境で、自分ができる仕事の範囲が格段に広がるからです。
あなたが、今の職場でこれ以上成長が難しいと感じているなら、環境を変えることをお勧めします。
あまり努力しなくても自分ができることを仕事にできるか
もう一つ大切なことは、あまり努力しなくても自分ができることを仕事にできるかです。
要は、自分が得意なこと、適正にあっていることを仕事にできるかということです。
なぜかと言うと、結果的に、自分がやりたいことになる可能性が高いからです。
そんなに努力しなくても、周りの人に認められる、褒められるのであれば、楽しくなってきますよね。
自分ができることを増やしつつ、自分に適正のありそうな仕事を見つけるのが最善策
自分のやりたいことというのが含まれていないのですが、上記を実施していると、結果的に、自分がやりたいことが増えていきます。
単純に自分が得意なことが増えるから、やりたい仕事をできる可能性が広がる、そしてそれが評価され認められると、好きになっていくからなのです。

逆説的で、おもしろいと思いませんか?
本記事では、仕事でやりたいことがわからない方向けにヒントになりそうなエッセンスがたくさん詰まっていると思います。
私が真剣に悩んできたことだけど、今では解決しているからだと思います。是非、実践してみてください。行動してこそ、変わっていきますよ。
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