
仕事でモチベーションが上がらなくなって困っていませんか?
モチベーションって厄介ですよね。
モチベーションがなくなっってまうと、全てが悪循環になってしまうと思います。そうかといって、どうやったらコントロールできるのかも難しいものですよね。
本記事では、そんな方のために、以下内容について解説しています。
- 仕事でモチベーションが上がらない理由
- 仕事でモチベーションが上がらないときの対策方法
- 仕事でモチベーションが上がらいときのデメリット
- 仕事でモチベーションを常に保ち続けなくてはいけないのか
- 仕事でモチベーションが上がらないときのおすすめの本
モチベーションが上がらない理由は、自分の経験や、部下や周りの人たちと話をしている中で、モチベーションが上がらない話を聞いたときの内容を参考に書きました。
対策方法を、自分や部下が仕事でモチベーションが上がらないときに試して、効果があった方法を紹介しています。
仕事でモチベーションが上がらなくて困っている方、是非、確認ください。
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仕事でモチベーションが上がらない10の理由と対策方法
仕事でモチベーションが上がらないときの理由は、以下の4つに分類されます。
- 仕事内容によってモチベーションが上がらない
- 人間関係によってモチベーションが上がらない
- 報酬・環境によってモチベーションが上がらない
- 肉体的疲労のためモチベーションが上がらない
それぞれの詳細な理由と対策方法を解説します。
仕事内容によってモチベーションが上がらない
仕事内容によってモチベーションが上がらないのは、以下4つの理由が考えられます。
- 自分の興味・関心がある仕事内容でないから
- 仕事内容が単調すぎるから
- 仕事内容が難しすぎるから
- 仕事量が多すぎるから
1つずつ、理由と対策方法を確認していきましょう。
理由①自分の興味・関心がある仕事内容でないから
自分の興味・関心がある仕事内容でないから、モチベーションが上がらない場合です。特に若いうちは、自分の興味・関心がないとモチベーションが上がらないと思う方が多いようです。
自分の興味・関心がある仕事内容でないからという理由で、環境を変えることはハードルが高いですよね。そのため、環境を変えずに。仕事でやりたいことができる対策3選を紹介します。
この記事を読むことで、今の職場での仕事内容を自分の興味・関心がある内容に近づけられる可能性があると思います。自分の興味・関心がある仕事ではないけど、転職することまでは考えられないという方に、おすすめです。
理由②仕事内容が単調すぎるから
仕事内容が単調すぎるから、モチベーションが上がらない場合です。
毎日ルーチンが決まっているような仕事の場合、2つの可能性があります。
- 職種によってルーチンワークが規定されている
- 職場での経験年数が短いためルーチンワークを与えられている
職種によってルーチンワークが規定されている場合の対策
職種によってルーチンワークが規定されている場合は、転職などで環境を変えるしかありません。
例えば、派遣社員などではルーチンワークしかできない制約などがありますからね。
転職を考える場合は、以下2つの対策を実施してみてください。
- 迷いを断ち切るために転職したい理由をとことん考えてみる
- 転職を決断したら、家族と相談してから転職活動を開始する
この記事を読むことで、転職をしたいのかという理由が、前向きな理由かどうかが判断できるようになります。ルーチンワークから脱したいということでしたら、前向きな理由である可能性が高そうですね。
職場での経験年数が短いためルーチンワークを与えられている場合の対策
職場での経験年数が短いためルーチンワークを与えられる場合もあります。次のステップに進めるかどうかは、ルーチンワークを確実にこなせる状態であるかで判断してください。
確実にルーチンワークをこなせる状態でないなら、ルーチンワークをこなせるように努力しましょう。その状態でないと次の仕事を与えられないからです。
業務マニュアルを作ることによって、業務内容を深く理解できるようになりますし、業務の改善点を洗い出すことも可能です。
業務の改善点が見えてきたら、上司に業務の改善を提案してみましょう。その姿勢で仕事をこなしていたら、ルーチンワークではない仕事を与えられるようになるでしょう。
この記事を読むことで、業務マニュアルの作成方法、業務改善方法がわかるようになります。
理由③仕事内容が難しすぎるから
仕事内容が難しすぎると、モチベーションが下がってしまいますよね。仕事が難しすぎるときって、何から手をつけてよいかがわからないからです。
例えば、営業マンの場合で考えてみましょう。
このように分解してみます。仕事内容が難しいと思うときは、このプロセスのどの部分が難しいと感じるかを特定してみてください。
例えば、インプットの顧客のニーズを把握するのが難しいと思うのであれば、量が不足しているのか、質が不足しているのかを考えます。
インプット量が不足している場合は、上司に相談し、顧客のニーズを教えてもらうか、顧客にインタビューするなどの対策を行いましょう。
この記事を読むことで、仕事が難しいときにどのように行動すればよいかがわかると思います。仕事が難しすぎて不安に思っている方におすすめです。
理由④仕事量が多すぎるから
仕事量多いと、心身ともに疲労が蓄積して、パフォーマンスも低下してと悪循環になってしまいがちですよね。その結果、モチベーションが下がってしまうことも多いと思います。
一時的に仕事量が増えることは仕方がないと思いますが、通常は適正な仕事量を維持することが大切なんです。
この記事を読むことで、仕事量をコントロールするコツがわかるようになります。仕事量が多すぎてモチベーションが下がってしまっている方は、是非、読んでみてください!
人間関係によってモチベーションが上がらない
人間関係によってモチベーションが上がらないのは、以下2つの理由が考えられます。
- 自分の仕事を認めてもらえないから
- 上司と合わないから
1つずつ、理由と対策方法を確認していきましょう。
理由⑤自分の仕事を認めてもらえないから
自分の仕事を認めてもらえないから、モチベーションが上がらない場合です。自分の仕事を認めてもらえないときって、つらいですよね。
そんなときにおすすめは、以下2つの対策です。
- 仕事への評価ではなく、組織貢献に焦点を当てることで、成果を上げる
- 仕事で評価されやすいように成果の出し方を演出する
会社からの評価に着目するんではなく、自分ができることにフォーカスするという考え方です。会社や上司からの評価は、自分ではコントロールできないものだからです。
この記事を読むことで、会社や上司から評価されないときに、どのように行動すればよいかがわかります。また、成果を演出する方法についてもわかるようになっています。
自分の仕事を認めてもらえずに、モチベーションが下がっている方に、おすすめの記事です。
理由⑥上司と合わないから
上司と合わないときって、モチベーションが上がらないですよね。職場の人間関係の中でも上司と合わないのが一番つらいと思います。
つまり、上司とのコミュニケーションを改善していく必要があります。
コミュニケーションに問題があるのは、以下の4パターンです。シンプルですよね。
上司が言っていることについて | 自分が理解できないとき |
自分が納得できないとき | |
自分が言っていることについて | 上司に理解してもらえないとき |
上司に納得してもらえないとき |
それぞれの場合において、対策方法が異なります。
この記事を読むことで、上司と合わないと思ったときにどのように行動すればよいかがわかると思います。上司との関係に悩んでおり、モチベーションが下がっている方は、読んでみてください。
報酬・環境によってモチベーションが上がらない
報酬・環境によってモチベーションが上がらないのは、以下2つの理由が考えられます。
- 報酬が低いから
- 在宅勤務が多いから
1つずつ、理由と対策方法を確認していきましょう。
理由⑦報酬が低いから
報酬が低いから、モチベーションが上がらない場合です。例えば、自分と同じくらいの実力の人が、他社で自分よりも高い報酬を得ている場合などが考えられます。
この場合は、社内で昇給・昇格を目指すか、転職するかのいずれかの対策が必要ですね。
報酬が低くてモチベーションが上がらないと思っている方は、転職エージェントを利用して、市場で自分の給与がどれくらいに評価されるかを試してもよいと思います。
この記事を読むことで、転職に踏み切った方ががよいかの判断ができようになります。報酬が低いから、モチベーションが上がらない方は、読んでください。
理由⑧在宅勤務が多いから
在宅勤務が多いから、モチベーションが上がらない場合です。
在宅勤務でモチベーションが上がらない理由は、職場でできる雑談ができないことが多いと思います。職場では、近くの人と会話したり、すれ違いざまに会話したり、いろいろ雑談できるチャンスがありますが在宅勤務の場合は、難しいですからね。
私も在宅勤務が多くなって思うのは、人間は、会話することだけで結構楽しめるんですよね。
人数が多いと難しいのですが、少人数の打ち合わせであれば、最初の5分、最後の5分を雑談の時間にすることでだいぶ気分転換できると思います。
肉体的疲労のためモチベーションが上がらない
肉体的疲労によってモチベーションが上がらないのは、以下2つの理由が考えられます。
- 睡眠不足だから
- 運動不足だから
1つずつ、理由と対策方法を確認していきましょう。
理由⑨睡眠不足だから
慢性的な睡眠不足によって、肉体的、精神的な不調が発生するようです。
「『睡眠負債』とは、慢性的な睡眠不足の状態が続き、その負債が蓄積されて心身へ支障をきたしている状態のことです。適切な睡眠時間には個人差があり、職種や日中の活動量によっても変わりますが、一般的には6.5時間から7時間程度とされています。
「『睡眠負債』が原因で引き起こす身体の不調には、<肉体的な不調>と<精神的な不調>があります。具体的には、以下のような症状が出ることがあります。」
<肉体的な不調>
・疲労感や倦怠感
・免疫力の低下
・肥満
・糖尿病や脳卒中、高血圧などの生活習慣病の悪化 など
<精神的な不調>
・認知力や判断力の低下
・不安定な感情
・抑うつ状態 など引用元:放っておくと怖い「睡眠負債」。寝不足がもたらす心身への影響と対処法を大学教授に聞いた
https://www.toyo.ac.jp/link-toyo/life/sleep_debt/
肉体的、精神的な不調の結果、モチベーションが下がることは容易に想像できますね。睡眠不足が原因でモチベーションが上がらない可能性があることは覚えておきましょう。
理由⑩運動不足だから
運動不足だから、モチベーションが上がらない場合です。
筑波大学の実験では、低強度の有酸素運動(最大酸素摂取量50-60%)によって、海馬神経の新生を促す男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌が促されることが分かりました。
運動をすることによって海馬新生が頻繁に起き、前頭葉が発達して情報処理のスピードが速くなる、ということになります。
引用元:
【論文紹介】たった10分運動するだけで認知パフォーマンスが上がる脳科学の仕組みとは?
https://note.com/harusasuke/n/n39805a40c43e
たった、10分の運動で認知パフォーマンスが向上するのであれば、運動しない理由はないですよね。モチベーションが上がらないと思うならば、思い切って運動してみるのもよいかもしれませんね。
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仕事でモチベーションが上がらいときのデメリット
仕事でモチベーションが上がらいときのデメリットは、以下2つが考えられます。
- 仕事で成果を発揮しにくい
- 人間関係が悪化する
1つずつ、確認していきましょう。
仕事で成果を発揮しにくい
仕事でモチベーションが上がらないと、残念ながら、仕事で成果を発揮しにくくなってしまいます。ある意味あたりまえですよね。
極端な話ですが、仕事の能力、スキルが高かったとしても、モチベーションが0だったら、成果は0になってしまいます。
逆に、仕事の能力、スキルが低かったとしても、モチベーションが高い人の方が成果を発揮できる可能性もあります。
それだけ、仕事でのモチベーションを保つことは重要なんですね。
人間関係が悪化する
もう一つのデメリットとして、人間関係が悪化する可能性があります。
なぜかというと、モチベーションが低い→成果が出ない→他の人から認められない→精神的に不安定になる→他の人に厳しくあたってしまうという悪循環にはまってしまう可能性があるからです。
もちろん、モチベーションが低いと、何もかもが悪いことのように感じられてしまうから、ネガティブ思考に陥りやすいんですよね。
仕事でモチベーションを常に保ち続けなくてもよい
一方で、仕事でモチベーションを常に保ち続けなくてもよいと考えています。なぜなら、仕事には、状況に応じて、頑張り時と手を抜いて良い時があるからです。
つまり、頑張り時にモチベーションが高ければ、手を抜いて良い時にモチベーションが低くても問題になりにくいということです。
また、常にモチベーションを高く保ち続けるというのは、現実的に考えて難しいです。
トップアスリートであったとしても、常に最高のパフォーマンスを発揮できる状態にすることは不可能です。試合から逆算して、体を仕上げていきますよね。
仕事でも同じです。
その期間が過ぎたら、脱力して、手を抜きましょう。
そのコントロールができるようになったら、仕事でモチベーションが保てないという悩みは少なくなると思います。
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仕事でモチベーションが上がらないときのおすすめの本
最後に仕事でモチベーションが上がらないときのおすすめの本を紹介します。
自分の気持ちの持ち方を変えたいときにおすすめの本
7つの習慣という本です。
この本の第一の習慣に、主体性を発揮するという習慣があります。主体性を発揮することで、自分が思考する内容は、自分で決められるという内容です。
すごくシンプルな話ですが、実践するのが難しい習慣だと思います。
人間は、幼少期に刷り込まれた考えや、世間一般の考えなどに左右されながら、物事を考えがちだからです。ですが、改めて、それらを取っ払って、自由に考えていいんだということがわかる本です。
モチベーションが上がらないと感じるのも、あくまで自分が思考した結果と考えると、自分がその思考を選択したと捉えなおすことができます。そう考えると、違った見方ができるようになりそうです。
起業家の生き方を感じられる本
エニグモという企業を立ち上げたときの起業家の活動記録をまとめた本です。
この本を読むと、様々な困難にめげずに、立ち向かっていく勇気を与えられます。また、むしろ、困難を楽しんでいるような風にさえ感じられる本です。
モチベーションが上がらないなんて、何それ、という感覚になる本ですね。
もっと気楽に考えてもいいんだと思える本
この本は、こんな一言から始まります。続く見出しは「人生は早めに諦めよう!」
著者いわく「幸せに生きるためには目標は低く」「早めにいろいろ諦めたほうが楽に生きられる」のだとか。
モチベーションが上がらないのは、もしかしたら、自分自身で上げすぎたハードルに対して、自分ができていないことを責めているのかもしれません。
そんなあなたにおすすめの本です。
自分の考え方次第で、自分の運命は変えられるんだと思える本
この本は、寓話的なお話です。
この本からわかるのは、様々な経験に対して、自分がどのように考え、行動していくかによって、自分の運命が変わっていくのだということです。
ある意味当たり前なんですが、普段の生活でその当たり前のことを忘れがちではないでしょうか。改めて、自由を感じられる本です。
不屈の精神を学べる本
日航機墜落事故をテーマに書かれた小説です。
主人公は、労働組合の組長を務めた後、海外に左遷されますが、不屈の精神で乗り越えていく物語です。この本を読むと、人生の壁を乗り越えていく勇気を持てるようになると思います。
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